これはなんでしょう?
「03-6864-8546」という電話番号から、突然電話がかかってくることがあります。
結論からいうと、「03-6864-8546」という電話番号は、モビットの電話番号です。
さらにいえば、モビットの電話番号の中でも、返済に関する連絡に使われているものです。
実は、無視や放置をしていると大変なことになる可能性があります。
この記事では、「03-6864-8546」からの着信がある理由、無視・放置した場合にどうなるのか、そして対応方法などについて解説しています。
- 03-6864-8546はSMBCモビットの電話番号
- 03-6864-8546からの電話は、モビットの返済に関する連絡の可能性が高い
- 03-6864-8546からの電話を無視すると、職場に連絡がいったりブラックリストに載ってしまったりする
- 03-6864-8546を電話を無視・放置し続けると、裁判沙汰になり財産が差押えされる
- 03-6864-8546からの着信があった際は、すぐに折り返しの電話をするなど誠実な対応が必要
- 03-6864-8546の電話を止めるためには、借り換えやおまとめローンを利用するほか、弁護士などに相談する方法がある
0368648546(03-6864-8546)はモビットの電話番号
「03-6864-8546」という電話番号は、モビットが使用している電話番号になります。
モビットとは、三井住友カード株式会社の運営する「SMBCモビット」というサービスブランドのことです。
SMBCモビットは、キャッシングやカードローンのサービスを行っており、「03-6864-8546」はモビットの返済に関する連絡に使われています。
ここでは、モビットについてなど、「03-6864-8546」がどういう相手からの電話なのかを詳しく解説します。
- 「モビット」とは「SMBCモビット」というサービスのこと
- SMBCモビットを運営しているのは「三井住友カード株式会社」
- 0368648546は返済遅れや督促に関する部署の電話番号
- 恐い人から電話がかかってくるわけではない
- 放置することは裁判(訴訟)を起こされる原因になる
モビットとは「SMBCモビット」のこと
「モビット」とは、「SMBCモビット」の略称です。
SMBCモビットと言えば、俳優の竹中直人さんが出演するCMで有名な、キャッシング・カードローンサービスです。
お金を借りるための手続きが電話・郵送不要ですべてWEB上で完結するなど、簡単にお金を借りることができるサービスが充実しています。
SMBCモビットを運営している会社は?
SMBCモビットは、三井住友カード株式会社という、三井住友フィナンシャルグループの会社が運営しています。
三井住友カード株式会社は、東京都と大阪府に本社がある会社で、クレジットカード業務やローン業務などを行っている会社です。
商号 | 三井住友カード株式会社 |
---|---|
設立 | 1967年12月26日 |
資本金 | 340億3千円(2023年3月末日時点) |
代表者 | 代表取締役社長 大西 幸彦 |
本社所在地 | 【東京本社】 東京都江東区豊洲2丁目2番31号 SMBC豊洲ビル 【大阪本社】 大阪市中央区今橋4丁目5番15号 |
※情報は2024年4月末時点のものです。
0368648546はどこの電話番号?
「03-6864-8546」は、三井住友カード株式会社の返済に関する部署(コールセンター)の電話番号になります。
SMBCモビットの公式サイトでは、次のような電話番号が案内されています。
残高照会など(自動音声) | 0120-24-7061 |
---|---|
申し込みなど | 0120-03-5000 |
利用方法など契約後の全般について | 0120-24-7217 |
(参照:電話で使えるサービス|サービス/サポートの窓口|お客さまサポート|SMBCモビット)
つまり、「03-6864-8546」は公式サイトに載っていない電話番号です。
市外局番「03」は東京都23区を中心とする地域の番号ですので、東京にある専門の部署からかかってきた電話であることがわかります。
どんな人からかかってくる?
返済に関する電話であっても、恐い人からかかってくるわけではありません。
コールセンターで電話を担当する専門のオペレーターが、丁寧に対応してくれます。
ドラマなどでよく見る、恐い借金取りの人に怒鳴られるようなことはありませんので、安心してください。
放置すると裁判沙汰になる可能性がある
03-6864-8546からの電話を無視し続けて放置すると、警告する書類が届いたり裁判沙汰になったりしてしまいます。
いわゆる借金の返済を催促する連絡ですので、無視すると、借金を踏み倒そうとしていると判断されて法的措置をとられる可能性が高いです。
詳しくは、「0368648546(モビット)からの電話を無視・放置した場合のペナルティ」の部分で説明します。
0368648546(モビット)からの電話は返済遅延による督促?
詐欺でしょうか…?
モビットが、公式ホームページで掲載していない「03-6864-8546」という電話番号から連絡してくるのには、理由があります。
それは、03-6864-8546という番号が、モビットでお金を借りた人に対して返済を催促するためのコールセンターの電話番号だからです。
通常、返済遅れに関係ない利用者に対しては使わない電話番号なので、公にされていないのです。
ここでは、モビットが03-6864-8546から電話をかけてくる理由について、詳しく説明していきます。
- モビットが返済遅れのお知らせや督促をするためにかけてくる
- カードローンやキャッシングの審査結果通知の可能性は低い
- 在籍確認の連絡である可能性は低い
- 営業の連絡である可能性は低い
着信理由は返済遅延や督促に関する連絡の可能性が高い
03-6864-8546からの電話は、モビットが返済遅延のお知らせや督促のためにかけてきたものである可能性が非常に高いです。
貸金業者は、通常、返済などに関する電話はオペレーターの個人名でかけてくるなど、貸金業者であることがわからないよう連絡してきます。
これは、利用者のプライバシー保護のため、つまり利用者が「借金をしている」ということを周りにバレないようにするためです。
もし、有名な消費者金融の会社などから電話がかかってきたのを利用者以外の人が受けてしまうと、利用者が借金をしていることが他の人にバレてしまいます。
非公式の電話番号で連絡をしてくるのは、返済に関する連絡という、特にデリケートな内容の電話であることが原因です。
カードローン申し込みの審査結果の通知の可能性は?
カードローンの申込審査結果の通知である可能性は、かなり低いです。
Q.審査結果はどのようにして連絡がくるのですか?
A.審査結果のお知らせは、メールまたはお電話にてお知らせします。※お電話の際は、オペレーターの個人名にておかけします。
引用:モビット公式サイト
非公式の電話番号である03-6864-8546が使われる可能性はゼロではありません。
しかし、審査結果の通知と返済に関する連絡に同じ電話番号が使われている可能性はかなり低いです。
在籍確認の連絡である可能性は?
SMBCモビットなら、原則として電話・書類手続きが発生しないため、電話による在籍確認なしでご利用できます。
引用:モビット公式サイト
そもそも、モビットでは原則として電話による在籍確認がないため、03-6864-8546から在籍確認の電話がかかってくる可能性は限りなく低いです。
営業の連絡である可能性は?
モビットの営業の連絡である可能性は低いです。
モビットのような大手の会社が営業の電話をするときは、フリーダイヤル(0120から始まる電話番号)でかけてくる可能性が高いからです。
営業のような場合は、通常、電話相手が着信に応答できず折り返しの電話をしたときに、電話料金がかからないような番号でかけてきます。
0368648546が間違い電話である可能性
ここまでで、03-6864-8546がモビットの返済に関しての連絡に使われる電話番号であることはわかりました。
しかし、心当たりが無いのに、着信履歴に03-6864-8546からの電話の記録がある場合があります。
そこで考えられるのが、間違い電話である可能性です。
ここでは、03-6864-8546からの連絡が間違い電話である可能性について説明していきます。
- 他人がモビットを利用する際に間違えて登録した可能性
- モビットが単にかけまちがえた可能性
- 自分の電話番号を過去に使っていた人が滞納している可能性
- 間違い電話である可能性があっても、放置してはいけない
他の人が間違えて電話番号を登録してしまった
自分以外の誰かが、自分の電話番号を使ってモビットに登録してしまったことで、電話がかかってきてしまうことがあります。
お金を借りるのに緊張したり、お金が無くて焦っていたりしている人が、モビットを利用するときに間違って登録した可能性はあります。
たまたま、その人の電話番号が自分の電話番号に似た番号で、ネットで入力ミスをしたり、電話で言い間違いをしたりするパターンです。
モビットのオペレーターが番号を間違えた
モビットのコールセンターのオペレーターが電話をかける際に番号を打ち間違えたことで、電話がかかってきてしまうことがあります。
毎日、たくさんの利用者に電話をかけているオペレーターの方ですから、必ずミスはあります。
連絡の内容上、慎重に電話をかけているはずなので、可能性は低いですが、ゼロではありません。
自分の電話番号を以前に別の人が使っていた
実は、よくあるのが、自分が使っている電話番号を過去に使っていた人がモビットを利用していたため、電話がかかってくるパターンです。
携帯電話などの会社は、顧客の携帯などに、それぞれ違う電話番号を割り振ります。
しかし、携帯電話の普及の急増にともない、各社が用意できる電話番号が足りなくなってしまう事態が起こるようになりました。
そこで、現在では、解約した顧客が使っていた電話番号について、解約から一定の期間が経った後に、新規の顧客へ割り振るという再利用がされています。
そのため、過去にモビットを利用していた人が使っていた電話番号が、解約後に自分の電話番号として割り振られた場合、モビットから連絡が入る可能性があるのです。
過去の電話番号利用者が返済遅延するような人だった場合は、携帯料金も払えず解約になっている可能性も高く、督促の電話がかかってくる可能性も高いです。
間違い電話なら折り返さなくてもいい?
間違い電話だと思っても、折り返しの電話をしなかったり、無視したりすることはおすすめできません。
自分が忘れていたり、気づいていなかったりするだけで、モビットからの電話が正しいものである可能性はあります。
その場合、返済について誠実な態度をとらない人と判断され、気づいた時には不利な状況に陥っているという最悪の事態につながります。
もし本当に間違い電話であったとしても、間違い電話の原因を解決するためにも、折り返しの電話などの応答はしたほうが安全です。
0368648546(モビット)からの着信に対する口コミ
実際に「03-6864-8546」から電話がかかってきた人について調査したところ、X(旧:Twitter)にて、いくつかポスト(投稿)を見つけることができました。
返済が遅れたことで、職場に電話がきたという人や、毎日のように電話がかかってきたという人がいる一方、間違い電話のパターンもありました。
- 返済が遅れたことで督促の電話がかかってきたという口コミ
- 過去に電話番号を使っていた人がモビットを利用しており間違い電話がかかってきたという口コミ
- 返済遅れに対してモビットから何度も電話がかかってくるという口コミ
返済遅れで職場に電話がかかってきたという口コミ
おとといの話
職場に支払い遅れしてるモビットから電話が来た(個人名で)
まさか来るとは思ってなかった。
折り返し電話したら、職員の方が優しく対応してくれた。
だから、クレカ、サラ金で滞納してるやつ、電話には必ず出よう!引用:X(旧:Twitter)
返済が遅れたことで、職場にまで電話がかかってきたという事例です。
「着信理由は返済遅延や督促に関する連絡の可能性が高い」でも説明したように、電話はオペレーターの個人名でかかってきて、プライバシーの保護については配慮されているようです。
また、折り返しの連絡をした際には、オペレーターが優しく対応してくれたようですので、安心できます。
しかし、モビットは、利用者が返済遅れについての連絡を放置していると、職場にまで連絡をするという徹底的な対応をとっていることがわかります。
電話番号の前の使用者が原因で電話がくるという口コミ
今の番号、前の人がやばい女だったぽいからその親族らしき人、借金取り立て、弁護士、モビットとかから電話来まくってうざかったときあったんだけど
さっきついに国際病院から電話来て
平成30年に誰かを怪我させてて治療費払ってないらしい
エグいだろマジで引用: X(旧:Twitter)
投稿者が使っている電話番号を過去に使っていた人がモビットを利用していたため、投稿者に電話がかかってきたという間違い電話の事例です。
可能性は低いながらも、実際に間違い電話の場合があるということがわかります。
過去に電話番号が使われていたことによる間違い電話の場合には、03-6864-8546(モビット)からだけでなく、他の番号からも電話がかかってくることが多いです。
「何度も電話がかかってくる」という口コミ
モビット支払えるのが1ヶ月後だけど連絡しなくてもいいかな、、オペレーターと話すの苦手すぎて、、。
23には必ず払えるんだけど毎日携帯に電話きてやだなー。引用: X(旧:Twitter)
モビットの返済が遅れたことで、毎日のように電話がくるという事例です。
他のポスト(投稿)でも、モビットは取り立てが厳しいという書き込みがありました。
03-6864-8546(モビット)からの連絡を無視していると、その後、何度も電話がかかってくるということになります。
0368648546(モビット)からの電話を無視してはいけない
モビットが03-6864-8546を使って電話してきた場合、無視することは絶対におすすめできません。
もし、返済ができない場合であっても、折り返しの電話をして、きちんと現状を説明するなど誠実な対応をとることが必要です。
ここでは、なぜ03-6864-8546からの連絡を無視してはいけないのか、理由を説明します。
- 無視しても何度も電話がかかってくる
- 職場に電話されてしまう可能性がある
- 裁判沙汰になってしまう可能性がある
- 「ブラックリスト」に情報が載ってしまう
返済遅れに関する連絡や督促の連絡が続く
03-6864-8546からの電話は返済に関する連絡のため、一度連絡を無視したとしても、その後、何度も電話がかかってきます。
繰り返し電話がかかってくるため、そのたびに嫌な思いをすることになりますし、無視することは何の解決にもなりません。
また、自分に電話がかかってくる間はまだ良いほうで、しばらくすると以下のように、どんどん事態が悪いほうへ進んでいきます。
職場に連絡がいくことがある
本人に連絡がつかなければ、職場に電話がかかってくる可能性があります。
職場への連絡は、オペレーターの個人名で電話がくるようですが、自分が不在の際には、同僚や上司がモビットからの電話をとることになります。
何の電話か周りから不審に思われることもありますし、何かの拍子に周りにバレるかもしれないと余計な心配をすることになります。
裁判(訴訟)を起こされる可能性が高まる
督促の連絡を無視し続けていると、モビットが裁判など法的措置に移ってしまう可能性が高まります。
例え返済が難しくとも、誠実な態度で相談すれば場合によっては返済を待ってくれる可能性があります。
しかし、連絡を繰り返し無視してしまうと、返済をする気がないと見なされ、モビットは強制的に取り立てる方法へ移ります。
詳しくは、下の「0368648546(モビット)からの電話を無視・放置した場合のペナルティ」の項目で説明しています。
ブラックリストに載ってしまう
借金の返済が遅れているまま督促の連絡を無視し続けていると、いわゆる「ブラックリスト」に載ってしまいます。
ここでいうブラックリストとは、「信用情報機関」という組織が持っている信用情報(借入金の返済能力に関する情報)のことをいいます。
信用情報機関は現在3つあり、そのうち「CIC」という機関によると、「61日以上または3ヶ月の支払遅延」があると、信用情報として記録されます。
信用情報機関は、銀行や消費者金融など色々な企業へ情報提供をしており、ブラックリストに載ると5年以上、分割払いや借金をするのが難しくなります。
信用情報機関(情報開示手続きページ) | |
---|---|
CIC | 情報開示とは|指定信用情報機関のCIC |
日本信用情報機構(JICC) | 本人による開示申し込み(スマホ申込) | 開示を申し込む | 開示サービス | 日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関 |
全国銀行個人信用情報センター | 本人開示の手続き | 全国銀行個人信用情報センター | 一般社団法人 全国銀行協会 |
※表中のリンクから、自分の信用情報を簡単に請求して確認できます(手数料がかかります)。
0368648546(モビット)からの電話を無視・放置した場合のペナルティ
03-6864-8546からの電話を無視して放置していると、モビットは法的措置に移ります。
基本的には、督促状というハガキや書類が届き、裁判が起こされ、最終的には財産の差し押さえがされるという流れです。
ここでは、03-6864-8546からの電話を無視し続け放置した場合のペナルティについて、段階ごとに詳しく説明していきます。
- 督促状が届く
- 職場や家族などに連絡がいく
- 訴訟を起こされる(裁判になる)
- 訴状と裁判所への呼び出しに関する書類が届く
- 口頭弁論という手続きなどを経て判決が下ったり和解が成立したりする
- 財産が差し押さえられる
- 少額の借入れであっても差し押さえまでいく可能性は高い
督促状というハガキや書類が届く
返済が遅れていることをお知らせする電話を無視すると、自宅へ督促状というハガキや書類が届きます。
督促状には、借入金額や遅延損害金(延滞金)などが記載され、返済がされていないという内容が書かれています。
自宅に督促状が届くことで、借金の金額や返済が遅れていることが家族にバレてしまう可能性が高まります。
職場や関係者に連絡がいくようになる
本人に連絡がつかないと、登録している職場や緊急連絡先などに連絡がいく可能性があります。
本人の所在を確かめるためだけなら、プライバシー保護の観点からオペレーター個人の名前で電話がくることがあります。
しかし、返済が遅れているのに連絡がつかないということになれば、モビットであることを明かして電話がかかってくる可能性があります。
また、電話がかかってくるだけでなく、自宅などを直接モビットの職員が訪問し、家族や周囲にバレる可能性があります。
裁判を起こされる(訴えられる)
返済をしないまま、モビットからの電話や郵便物を無視し続けると、とうとう裁判を起こされてしまいます。
最終通告である「催告書」という書面が内容証明郵便で届くと、借金の消滅時効の進行が半年間止まる(民法150条)ため、その間に訴訟が起こされる可能性が非常に高いです。
モビットは規約上、契約者との管轄裁判所を東京地方裁判所または東京簡易裁判所としているので、金額などによってどちらかに訴えを起こします。
第29条(合意管轄裁判所)
本規約にもとづく契約について訴訟の必要が生じた場合、お客様および当社は、訴額にかかわらず東京地方裁判所または東京簡易裁判所を管轄裁判所とすることに合意します。
裁判所から訴状と呼出状が届く
モビットが訴えを起こすと、裁判所から、訴状と裁判所への呼出状が郵便で届きます。
訴状には、モビットが裁判所に下してほしい判決文の内容が書かれた「請求の趣旨」や、契約者がモビットから借金をした事実が書かれた「請求の原因」などの項目が記載されています。
訴状が届くと、「被告」として主張する内容を記載した「答弁書」という書面を、期日までに裁判所へ提出しなければなりません。
期日までに答弁書を提出せず、呼出状の期日に欠席すると、基本的にモビットの言い分が全面的に認められた判決が下され、完全敗訴となります。
口頭弁論などを経て判決言渡しや和解が行われる
裁判が始まると、口頭弁論という当事者が主張を行ったり証拠を提出したりする段階を経て、最終的に、判決が出たり和解が成立したりします。
モビットの主張に対して、何か言い分があれば口頭弁論期日で主張します。
請求金額が少額の場合に裁判を簡略化する制度が使われたときや、被告が請求を認めている場合は、口頭弁論は1回で済む場合が多いです。
しかし、もめてしまった場合は、裁判が複雑になって口頭弁論が複数回行われ、判決までに数ヶ月以上かかる場合もあります。
また、裁判では必ず判決が出るわけではありません。
口頭弁論を経て、ある程度減額された借金を返済することで手打ちにするなど、お互いが譲歩して和解を成立させることで、裁判が終わることもあります。
強制執行(差し押さえなど)が行われる
裁判が終わっても返済がない場合、判決や和解調書(成立した和解について裁判所が作る書類)をもとに、モビットは、強制執行という財産の差押手続きをすることができます。
モビットは、債務者の財産を調査して、判決や和解調書(これらを「債務名義」といいます。)に基づいて、裁判所に対して財産の差押えを申し立てます。
すると、裁判所執行官という裁判所の職員が、申立ての対象となる債務者の預金や給料、不動産などの財産を差し押さえます。
また、現金などの動産を差し押さえる場合、自宅へ執行官がやってきて、家の中を探し回ることもあります。
ここまでくると、財産を失うだけでなく、周りにバレてしまう可能性が高いです。
強制執行(差し押さえなど)までされる確率は?
03-6864-8546からの電話を無視し、返済しない状態が続く場合、強制執行までいく可能性は、かなり高いです。
返済をしなかった場合に強制執行される確率については、公表されている情報がありません。
ただ、公表されている情報をもとに、ある程度推測することはできます。
指定信用情報機関のCICの調査によれば、ブラックリストに載るレベルの返済遅れ(61日以上または3ヶ月以上の延滞)は、月に約550万件(令和2年4月)発生しています。
一方、最高裁判所の調査によれば、強制執行は年に約12.7万件(令和2年度)、つまり月に約1万件程度行われています。
もちろん、この強制執行の件数は全国すべての申立てを対象としているので、モビットをはじめとした貸金業者によるものは、ほんの一部です。
ただ、毎月、延滞が550万件程度発生するのに対し、多くても強制執行は1万件程度しか発生しないということがわかります。
したがって、単純に考えれば、ブラックリストに載るレベルの延滞をしても、強制執行される確率は1%にも満たないということです。
しかし、実際には強制執行される前に大多数の人が返済を終わらせているため、無視し続ける人に限れば強制執行される確率は跳ね上がります。
また、借金は支払期日から5年を経過すると時効によって消滅します(民法166条1項1号)が、貸金業者は必ずそれまでに手を打ちます。
少額であっても、借金がある限り強制執行までいく確率は高いです。
0368648546(モビット)からの電話への対応方法
ここまでで、03-6864-8546からの電話を無視してはいけないということを説明しました。
では次に、実際に、どう対応すればいいのかが問題となってきます。
まずは落ち着いて折り返しの電話をしたうえで、返済に対して誠実に向き合い、自分の状況を把握することが大事です。
- できるだけ早く折り返しの電話をする
- 返済のための支払いができるならすぐにする
- 返済できないときは返済計画を立てて交渉する
- すぐに返済計画が立てられない場合は、必ず後日連絡することを約束する
すぐに折り返しの電話をする
まず、一番大切なのは、こちらから折り返しの電話をかけることです。
借金の状況が把握できていない場合でも、できるだけ早く連絡して、誠実な姿勢を見せることが必要です。
わからないことがあっても、オペレーターに対して丁寧な姿勢で相談すれば、モビット側もプロなので、きちんと対応してくれます。
支払いができるときはすぐに支払う
返済のための支払資金があれば、当然、すぐに支払うことが大切です。
当たり前のことですが、面倒でも、支払いが遅れれば遅れるほど、事態は悪くなっていきます。
03-6864-8546からの連絡を無視した場合のペナルティを受けることはなくても、上で説明したようにブラックリストに載ってしまう可能性もあります。
資金があるのに支払いを引き延ばしても、いいことは何もありません。
支払いの計画を考えておいて交渉する
すぐに返済資金を用意できないときは、自分の収支や財産の状況を把握して返済計画案を考えてから相談することが必要です。
上で説明したように、まずは折り返しの電話をすることが大切ですが、「返済ができない」とだけ伝えるのでは意味がありません。
返済に前向きであるという誠実な姿勢を見せ、返済を待ってもらうために説得力のある説明をするためには、根拠のある返済計画案を作ることが大切です。
最初の折り返しの電話までに間に合わなくとも、できるだけ早く自分の収支や財産状況を把握し、返済可能額を根拠ある数字で説明できるようにしておく必要があります。
支払いの見通しが立てられない場合は後日連絡を約束する
返済の目途が立たない場合は、返済計画が立てられるようになる時期をオペレーターに説明し、後日必ず連絡することを約束します。
オペレーターは、債務者の収支状況や財産の現状を詳しく把握しているわけではありません。
いくらなら返済できるか、どうやって返済できるかということは、本人にしかわからないのです。
返済の目途が立たないと言うだけでは、オペレーターにはどうしようもなく、モビットとしても法的措置に進むほかありません。
オペレーターの指示にもよりますが、返済計画を立てて建設的な話ができるようになる時期を説明して連絡を約束し、きちんとその約束を守ることが大切です。
0368648546(モビット)からの電話に対するNG対応
上では、03-6864-8546からの電話への適切な対応方法について説明をしました。
説明した以外にも色々な対応方法があるため、他にも自分に合った方法を考えることは重要です。
ただ、対応方法を考えるうえで、絶対にやってはいけないNG対応だけは押さえておかなければなりません。
そこで、ここでは上で説明したものとは反対に、やってはいけない対応方法について説明します。
- 着信があっても無視・放置し続ける
- 03-6864-8546の着信拒否設定をする
- 専門家以外の他人に連絡などの対応を任せる
- 電話しているときの態度が悪い
着信を無視し続ける
繰り返しになりますが、一番やってはいけないのが、無視や放置をし続けることです。
返済についての電話は、怖かったり面倒だったりするものです。
しかし、だからといって思考放棄したり後回しにしたりすると、絶対と言っていいほどいいことがありません。
また、間違い電話の可能性があることも説明したとおりですが、電話に出なければ誤解を解くこともできません。
鳴り続ける電話やペナルティにおびえながら日々を送るくらいなら、一時だけ恐怖や面倒を我慢して、電話に出たり折り返しの電話をしたりするべきです。
0368648546を着信拒否リストに登録する
着信が怖かったりうっとうしかったりするからといって、着信拒否設定をすることも、絶対にしてはいけません。
無視や放置をし続けることと同様、電話に出ないことは事態を悪くするだけです。
モビットからすれば、返済が遅れているのに連絡がつかない時点でマイナスのイメージがつきます。
さらに、着信拒否をしているとわかれば、返済に対して不誠実な態度をとっているとみなされ、容赦なく法的措置などペナルティの段階に移ることになります。
他の人に頼んで代わりに連絡してもらう
弁護士や司法書士などといった専門家以外の他人へ依頼して、代わりに連絡してもらうことも、やってはいけない対応にあたります。
そもそも、モビットなどの貸金業者は、個人情報保護の観点から、原則として契約者本人以外との電話は断る可能性が高いです。
例えば、家族や恋人に依頼して代わりに対応してもらうケースが多いですが、電話では身分確認が難しいこともあり、家族であっても情報を教えてくれないことがほとんどです。
また、本人が対応しないことで他人任せで不誠実な人間という印象を与えてしまうこともあります。
電話が怖かったり面倒だったりしても、必ず自分で対応することが大切です。
電話口で悪い態度をとる
きちんと着信に応答した場合や折り返しの電話をした場合でも、電話口で悪い態度をとることはNG対応にあたります。
これは印象の問題ですが、オペレーターも人間ですから、態度の悪い相手に対して丁寧な対応をとったり交渉で譲歩したりするのは気が進みません。
もちろん、オペレーターはプロですので、交渉にあたって私情を挟むことはしないよう心がけているはずですが、悪い態度で得をすることはありません。
モビット側が丁寧な対応をしたくなるような誠実な態度で対応することが大切です。
0368648546からの電話を止めるためには
03-6864-8546からの電話が、返済に関する連絡であり、繰り返しかかってくる可能性が高いことは、これまで何度も説明したとおりです。
ここまでの内容を参考に、適切な対応をとることができれば、03-6864-8546からの電話は止まります。
ここでは、ここまで説明したことを踏まえ、どうすれば03-6864-8546からの着信が止まるのかをまとめます。
- 返済資金が手元にある場合は、すぐに支払う
- 他のキャッシングサービスなどを利用して、「借り換え」や「おまとめローン」を使う
- 返済に前向きな姿勢で折り返しの電話をする
- 弁護士に相談して督促を止める
- 司法書士に相談して督促を止める
資金がある場合はすぐに支払う
返済資金が手元にある場合には、すぐに支払えば電話は止まります。
03-6864-8546からの電話は、返済が遅れていることでかかってくるものですから、返済さえしてしまえばかかってくることはありません。
うっかり返済期日を忘れていた場合など、手元に資金があるのに支払っていないときは、すぐに返済するべきです。
借り換えやおまとめローンなどで返済資金を工面する
返済資金が手元に無い場合は、「借り換え」や「おまとめローン」といったサービスを利用して一時的に返済資金を工面する方法があります。
大手の銀行や消費者金融では、借り換えやおまとめローンのサービスが充実しています。
借り換えとは、新たにお金を借入れし、その借りたお金で既存の借入先へ返済を行うものです。
おまとめローンとは、複数の借入れを、1社からの借入れにまとめるもので、借り換えと同じく借入れを他からの借入れで返済するものです。
ただし、借り換えやおまとめローンは、計画的に利用しなければ「多重債務」という借金返済が困難な状況に陥る可能性があるため、注意が必要です。
誠実な態度で折り返しの連絡をする
これまで繰り返し説明したとおり、03-6864-8546からの電話への一番いい方法は、すぐに折り返しの電話をすることです。
すぐに返済ができない場合でも、きちんと返済計画について考え、こちらから電話して誠実な態度で対応をしていれば、督促の電話は止まります。
弁護士に相談する
専門家である弁護士に依頼して、「債務整理」という手続きをとることで、返済を催促する電話や郵便などが止まります。
借金の減額、免除又は支払の猶予を目的として、利息制限法や、手続についての法律(破産法等)を使って、債務の整理をして、債務者の経済生活を立て直していく手続のこと
Q 債務整理の方法としてはどのようなものがありますか?
A 裁判所での手続を利用する方法と裁判所の手続を利用しない方法があります。
裁判所の手続を利用する方法としては,『特定調停』,『個人再生』,『自己破産』という3つの方法があります。裁判所の手続を利用しない方法としては『任意整理』という方法があります。
弁護士が債務整理の依頼を受け、「受任通知」というものを借入先に送ると、多くの場合、借金についての督促や取り立ては止まります。
司法書士に相談する
一定の司法書士(認定司法書士)は、個別の借金が140万円以下の場合に、弁護士と同じく、債務整理の依頼を受けることができます。
弁護士よりも費用が安く済む場合が多いことがメリットですが、弁護士に比べ、できることが法律で制限されていますので、注意が必要です。
0368648546(モビット)からの電話に関する「カードローン」とは?
03-6864-8546は、モビットの返済に関する電話番号です。
モビットが「カードローン」のサービスブランドであることは冒頭で少し触れました。
ここで、そもそも「カードローン」とは何なのかを説明しておきます。
- 銀行や消費者金融などが提供する個人向け融資サービスのこと
- モビットは「10秒審査」「限度額800万円」「提携ATM台数12万台」などの特徴を持つカードローンブランド
- 返済できない場合は、すぐに対応すれば「利息のみ返済」などが認められる可能性がある
カードローンの仕組みやメリット
カードローンとは、銀行や消費者金融等の金融機関が提供する個人向けの融資サービスのひとつです。
カードローンには、次のようなメリットがあります。
- 借入れと返済の場所や時間が自由
銀行やコンビニの各ATMにて、好きなタイミングで借入れと返済が可能です。 - 利用限度内であれば何度でも利用可能
まとまった金額を一度に借入れする住宅ローンや自動車ローンと異なり、利用限度額の範囲内であれば、何度でも借入れが可能です。 - 担保や保証人が不要
借入れをするために、担保や保証人を用意する必要がありません。
なお、同様にお金を借りるための「キャッシング」というサービスと混同しがちですが、カードローンのほうが金利が低いことが一般的です。
三井住友カードのカードローンとは
三井住友カード株式会社が提供するカードローンサービスのブランド名が、「SMBCモビット」(モビット)になります。
モビットの特徴は、主に4つあります。
- 申込後10秒で簡易審査結果がわかる
- 限度額は800万円
- 実質年率(金利)は3.0~18.0%
- 提携しているATMは全国に約12万台(2022年4月時点)
返済できない場合はどうする?
モビットには、期日までに返済ができない場合に、会員専用サービス「Myモビ」やSMBCモビット公式スマホアプリから支払予定日を変更できるサービスが用意されています。
ただし、変更する際に「利息金額の清算」が必要な場合があります。
例えば、前回の返済日から、次の返済日があまりにも長くなってしまう場合などです。
また、返済状況が悪い場合など、ネットでの支払日変更ができない場合もあります。
その場合、すぐに電話などで相談することが大切です。
原則として認められていない方法ですが、相談の内容によっては、「利息のみ返済」という方法も認められる可能性があります。
利息のみ返済とは、借入金の元本は返済せずに利息のみ返済することで、元本が新たな貸付けと取扱われ、借入期間が更新される仕組みです。
0368648546からの着信には適切な対応を
この記事では、「03-6864-8546」という電話番号について説明をしました。
03-6864-8546から電話は、モビットからの返済に関する連絡の可能性が高いため、素早く適切な対応をとる必要があります。
財産の差し押さえなど、重いペナルティが課されてしまう前に、この記事でご紹介した適切な対応をとることをおすすめします。